Blend Mode

コンテンツブラウザでマテリアルアセットを開くと、専用にウィンドウが表示されます。ウィンドウ中央のグリッドをマテリアルグラフと呼びます。
マテリアルグラフの左側の「詳細パネル」から、Blend Mode(ブレンドモード)という項目に移動します。こちらを「Masked」もしくは「Translucent」にしてください。
- Masked: 透明度が0か1のどちらかになり、半透明という状態は作れません。
- Translucent: 0から1の間で透明度が決まり、例えばオパシティを0.5とすると中間の半透明の状態になります。
結果ノード

薄い茶色の「結果ノード」の項目から、「オパシティ」もしくは「オパシティマスク」の数値を調整し、透明度を設定します。
ブレンドモードを「Masked」にしている場合は「オパシティマスク」が有効になっており、デフォルトだと「0.3333」を境に表示と非表示が切り替わるはずです。この境界線を調整したい場合は、詳細タブの「マテリアル>詳細設定>Opacity Mask Clip Value(オパシティマスククリップ値)」で行えます。
ブレンドモードを「Translucent」にしている場合は「オパシティ」が有効になっており、1.0を不透明、0.0を透明とし、その間で値を設定すると半透明のマテリアルを作り出せます。ただし、デフォルトだとベースカラー以外の入力が消えているはずです(メタリック等)。もし半透明とメタリックのような質感を両立させたい場合は「透過処理>Lighting Mode(ライティングモード)」を「Surface TranslucencyVolume」にすることで可能です。
ただし、半透明は描画のコストが高いため、多用するとプラットフォームや環境によってはカクつきの原因になるかもしれません。特にゲームとして実装する場合は、「きれいだから」だけで進めてしまうと後々修正が必要になるかも…ご利用は計画的に。